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2006-06-08 Thu 05:39
●余暇の支援の重要性
余暇支援と就労は切っても切れない関係(?)。 どんな仕事でも、その職種にあわせた、またその一人ひとりに合わせた(これはシリーズ後半でLOGします)休憩があります。 その休憩が適切に過ごせないと、また過ごす内容がないことは1つの大きな課題になってしまう。 この職場での休憩・余暇はおおよそ以下の意味をもちます。 ・リラックス、カームダウン(気持ちを落ち着かせる) ・終わりの明確化=ゴール(仕事が終わったら楽しみ・リラックス) ・仕事と仕事をつなぐクッション ●学齢期で指導されていない 最近は学校で「余暇の開拓」とかで、IEP(個別の教育計画)の中に入ってはいるものの、実際に学齢期に指導をうけてない例が多い。 ●そもそも余暇とは? そもそも余暇の捕らえ方が違っていて、 私がコンサルテーションで関わった先生の何人かは、 ・余暇ぐらい自由に、 ・余暇ぐらい創造的に、 ・余暇ぐらい構造化(支援)なしで、 になってしまう。 しかし結果は、自閉症の児童・生徒さんにとっては、曖昧でわかりにくい逃げてな時間になり。様々な行動障害がこの自由時間に生じるということも起こっています。 そもそも就労場面で自由に、その日の感覚で余暇なんて設定できません。 ●余暇こそ具体的、余暇こ支援を だから、余暇も以下の部分で具体的に設定することが大切なんです。 ・いつするのか ・どこでするのか ・いつまでするのか(終わりは) ・終わったらどうするのか ここでお気づきの方もいると思いますが、これって構造化による提示、支援なんです。 ●私自身の経験から 私自身が6年以上養護学校の講師をして、また現在成人支援をして感じているのは、 曖昧な自由感覚の支援なし余暇指導は、余暇が広がらないということです。 |
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2006-06-06 Tue 00:10
●「終わり」は重要なスキル
就労をする上で「終わり」を理解することは重要です。我々もそうですが、発達障害を持つ方にとって見通しをもって仕事をすることがとても重要です。 「終わり」の理解に方法は色々 ・材料がなくなったら終わり。 ・何時何分になったら終わり。 ・タイマーがなったら終わり。 etc ●終わったら何があるか? ジョブコーチが考えなくてはいけないのは「終わり」だけでありません。終わって次の活動まで何をするのか設定が必要です。それは余暇スキルの部分で説明します。 「終わり」がわかることで、、(目的) ・仕事の質が持続できる ・モチベーションをもって仕事ができる ・次の活動への切り替えが明確になる ●職場へのアプローチ 多くの職場が、時間を中心とする「終わり」のシステムになっているため、「材料がなくなったら終わり」の理解の方の就労を考えるには事業主の方の理解が必要になります。 また職場によっては、どうしても全職員で終わらなくてはいけないシステムの場所もあるはずです。ジョブマッチングの重要なポイントになります。例えば、流れ作業に対応できない場合は、ストックのシステムを活用することが必要です。 ●望山の実践 私の実践では、「材料がなくなったら終わり」の方も「時間がきたら終わり」の方もいます。 一番苦労したのは、時間で終わりになっている職場が、実は時間が曖昧で、終了のベルがなって終わりではなく、その後曖昧な片付けの時間があり本人が混乱したことがありました。 その時の支援としては、ベルがなったら2つ部分だけ片付けたら終わりでOKとしていただいて、周囲がまだ終わらなくても認めていただいたんです。また終わりの報告を入れて、職場の方に終わりの許可を設定した例もあります。 |
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2006-06-06 Tue 00:06
●気にならないスキル?
就労場所で時々トラブルが起こる1つの理由が、気にしなく良い部分が気になってしまうということがあります。 「気にしなくて良い部分は気にしない」というのは、実は大切なスキルなんです。しかし、この部分はとても自閉症スペクトラムの方には難しい部分なんです。 そこで、支援が必要になります。 ●まずは本人特性の理解 自閉症スペクトラムの方は、全体ではなく細部に注目してしまう特性があります。気にしなくていけない部分が見えないことや、逆に気にしなくて良い部分が気になって、一度注意を向けるとそこから切り替えができなくなります。 ●様々な支援計画 1.気になるものを見えなくする工夫 私たちの支援で「物理的構造化」というものがありますが、これがとても重要です。様々な気になる部分を統制(見えなくする等)することで、注目しなくてはいけない部分に注目できるようになります。 2.気になるものを活用する 様々な「こだわり」を逆に活用する。「こだわり」を仕事にする。例えば整理するとにこだわりのある方ならば、整理する仕事を見つけてきます。 3.気にする時間等のルールよりも視覚化する 気にしているものを時間限定にする(休み時間ならOKにする)。気付いて良い部分を明確に提示(例、これはAさんの仕事、あなたの仕事はこれという仕事図を活用する。 ●職場へのアプローチ 職場の方なら簡単に無視できることが無視できないので、理解をしてもらうために障がい特性とともに啓発が必要です。 問題が起こったときに上記の1〜3のような提案をします。 |
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2006-06-06 Tue 00:04
●何故、変更・修正が必要か?
世の中に変更・修正が無いということはありません。地震もある火事もある事故もあります。電車がストップしたり、お店が休業になったり世の中には変更だらけなんです。 ●もちろん職場も、変更・修正は存在します 職場も同様に、変更や修正だらけです。ちょっと思いつくだけあげてみましょう。 ・仕事の流れ、内容、材料が変わる ・作業場が変わる ・上司からの指示が変わる ・ルールが変わる ・臨時休業もある ・自分が病気でいけなくなることもあります。 まだまだあるはずです。 ●一部のルーティンは変更には対応できない しかし、発達障害、特に自閉症の方は変更が苦手です。上記の変更によって混乱することがあります。 ところが多くの方が、教師のかってな方針で一日の行動、様々な行動をルーティン(習慣)だけで学んで育つ。教師の中では「ルーティンで動ければ良いじゃないか」と言われることがあります。しかし、そのようなルーティンは(他の場所や違う場面での応用もできないし/般化ということでBLOGします)変更には対応できません。 ●変更・修正する手段をもつこと そこで提案したいのは、小さいときから視覚的なシステムによって、変更や修正する手段を持つことです。 日程が変わったらスケジュールなどを視覚的訂正できる。新しい仕事の進め方を手順などを修正することで伝えられることが重要なのです。 詳しくは、変更・修正の支援について書きたいと思います。 |
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