ジョブコーチを中心に望山が自閉症支援で整理・考察していきます

終わりの理解
2006-06-06 Tue 00:10
●「終わり」は重要なスキル
 就労をする上で「終わり」を理解することは重要です。我々もそうですが、発達障害を持つ方にとって見通しをもって仕事をすることがとても重要です。

「終わり」の理解に方法は色々
・材料がなくなったら終わり。
・何時何分になったら終わり。
・タイマーがなったら終わり。 etc

●終わったら何があるか?
 ジョブコーチが考えなくてはいけないのは「終わり」だけでありません。終わって次の活動まで何をするのか設定が必要です。それは余暇スキルの部分で説明します。

「終わり」がわかることで、、(目的)
・仕事の質が持続できる
・モチベーションをもって仕事ができる
・次の活動への切り替えが明確になる

●職場へのアプローチ
 多くの職場が、時間を中心とする「終わり」のシステムになっているため、「材料がなくなったら終わり」の理解の方の就労を考えるには事業主の方の理解が必要になります。
 また職場によっては、どうしても全職員で終わらなくてはいけないシステムの場所もあるはずです。ジョブマッチングの重要なポイントになります。例えば、流れ作業に対応できない場合は、ストックのシステムを活用することが必要です。

●望山の実践
 私の実践では、「材料がなくなったら終わり」の方も「時間がきたら終わり」の方もいます。
 一番苦労したのは、時間で終わりになっている職場が、実は時間が曖昧で、終了のベルがなって終わりではなく、その後曖昧な片付けの時間があり本人が混乱したことがありました。
 その時の支援としては、ベルがなったら2つ部分だけ片付けたら終わりでOKとしていただいて、周囲がまだ終わらなくても認めていただいたんです。また終わりの報告を入れて、職場の方に終わりの許可を設定した例もあります。
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